ミズホ通信から発売されていたUZ-8DXやUZ-77に使用されていたFETアンプの自作版が無事完成しました。
3月末にヤフーショッピングより注文していた外部出力用のRCA端子が中国から先日届きまして、パーツが全て揃ったところで予め作製していた基板部分とスイッチや可変抵抗器、端子等の各パーツを結線しました。
シャシーは100円ショップのブックエンドです。因みにこれはダイソーのブックエンドです。勝手ながら宮甚商店さんの動画からアイデアを拝借しました。
もう少し頑張って上蓋になる部分もこしらえたいところですが、そこまでの技術はないのでバラック仕立てのこの状態で完成とします。
調子は上々でループアンテナで鋭くキャッチした電波をもう一段、二段、三段と強力に増幅する感じです。
市販のラジオでもその効果は十二分に確認できますが、自作の非力なラジオには効果てきめんです。
AM/FMラジオ&トランスミッタの製作集 (CQ文庫)にも紹介されている3端子AMラジオをブレッドボードで試作。
アルミホイルだったか、サランラップだったか?その巻き芯で同調コイルを作って、ループアンテナとFETアンプの組み合わせでいろいろ受信してみました。
ラジオのバリコンを回し、ループアンテナのバリコンも回し、FETアンプのボリュームも回し、ループアンテナ自体も右に左に回しながらの一大操作。市販のラジオやradikoでは味わえないアナログ感覚満載の楽しさと面白さがあります。
中波のアンテナ端子がない一般的なラジオには結合ケーブルの輪っかの中にラジオを通してやります。
信号強度を示すデジタルの数字が確実に上がっていきますが、聴感的には一定レベルを超えてくると音量レベルの増加が確認できなくなります。これはおそらくラジオ側のAGC回路の働きで音量差が自動で緩和されているものだと思われます。
3端子のAMラジオICで作ったラジオにもAGCの機能はありますが、電波の強いローカル局ではFETアンプのボリュームを回し過ぎると音が割れてしまいまう勢いです。
出力となるRCAのピンジャックは使わなくなったビデオのピンジャックを廃物利用。
ループアンテナからの入力端子はスピーカーケーブルの取り付け端子。
今回、個別で一番高かったパーツは9Pのトグルスイッチ。地元のパーツ屋さんで購入しましたが、アマゾンでも売っているみたいです。四つもいらないけれどこちらの方が断然安かった!
基板上のFET等のパーツは電子パーツ通販のKURA Yahoo!店で購入できました。
電源の単三電池2本は基板下に電池ボックスに収納しています。電池ボックスの裏面には両面テープでスポンジを貼って底面と基板の裏面とで挟み込んで、がたつかないように原始的な方法で固定しています。
今年のゴールデンウィークはこれで相当遊べそうです。
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