長年愛用してきた「キヤノン PIXUS MP610」が使用不可になった。
電源が入らないのである。
何度かコンセントを抜き替え、差し替え、電源ボタンを押してはみるものの反応はなし。
緊急の必要性はないものの新しいプリンタを買わないといけない事態になりました。
これまで紙詰まり程度のトラブルしかなく快調そのものでしたが、何の前触れもなく突然の電源不良。
故障さえなければ愛着もあったし、まだまだ現役で使い続けるつもりでいただけに只々残念。
昭和のテレビやラジオなら2,3回叩いてやれば直ることもあったかもしれないが、平成のプリンタには通じない。
一応ネットであれこれ対応策を調べてみたが、所詮素人が手を出してどうにかなるものではないと判明。諦めるのが賢明のようだ。
「キヤノン PIXUS MP610」が発売されたのが2007年9月、2013年9月末日にはメーカーの修理対応期間が終了している。
修理に対応しているところがあったにせよ、修理費や修理に出す手間を考えると新たに最新のプリンタに買い替えた方がはるかに安上がりだろう。もったいないと思う気持ちはあるものの買い換えるのが得策だ。
4月に「2セット980円のリサイクル互換インク」を楽天で買ったばかりでまだインクは大量に残ったままだというのに、、、。もったいないが壊れたプリンタ本体と残ったインクカートリッジは破棄するしかない。
さて、そうなってくると新たに買うプリンタを何にするか?
メーカーとかこだわりはなくなんでもいいのですが、、、。
メーカーが違えど同価格帯であれば性能に大きな差はないだろうし、、、。
アマゾン 複合機 の 売れ筋ランキングを参考に幾つかみてみたが、結局これまで使っていたキャノンの複合機に落ち着きそう。
PIXUSMG7530BK(¥13,253)かPIXUSMG5630BK(¥7,036)のどちらにするか?
価格は2倍近く違いますが、印刷の品質やプリンタの性能も2倍違うのかというとそこまでの違いはない(と思う)。
繊細な写真をプリントしたり、カラー印刷を頻繁にするわけでもなく、スキャナが使用できてモノクロのコピー機代わりになればほぼ使用目的は達成されるのでMG5630で充分かもしれない。
ただMG5630は給紙に難有りで、印刷の度に前方のフタを開け手差しで用紙をセットするのがめんどくさそう。前方のフタをダラシなく年から年中開けておけば用紙をセットしたままでも良いのかもしれないけど、それを解消するMG7530にある給紙カセットが(個人的には)ぜひ欲しいところである。
これまでランニングコストなどと言って、消耗品である「インクカートリッジ」が高いとか安いとか気にしていたけど、今の時代「プリンタ本体」自体が消耗品と考えるのが正解かもしれない。
低価格のプリンタなら1度のインク交換(純正品のカラーインクと黒インク)で新品の同じプリンタが買えてしまう。メーカーの「修理対応期間」を過ぎれば保証の対象外になり、壊れてしまえばその時点でアウト。
そもそも民生用のプリンタの耐久性も使用頻度にもよりますが、それほど高くないのかもしれないし、ある程度簡単に壊れることを前提に作られているのかもしれない。(個人の感想です。)
2~3年程度で手頃な価格のものを次々に買い換えていくのが良いのかも?
昭和生まれの「もったいない精神」を植え付けられた世代にはなかなかその感覚にはなれないけれど。
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