メモリ増設と Windows 10 へのアップデート

eMachines 裏面 開カバー Windows 7

eMachines 裏側

2020年1月14日でOSの延長サポート終了したWindows 7 から、Windows 10 へアップデートしました。

様々なブログ記事やYouTube動画で、手順は一通り確認し、満を持してのWindows 10 のインストールでした。アップデートは成功したものの、失敗の連続でした。

Windows 10 にするも、2GBのメモリじゃ、、、。

現役マシンとして使うものでもないのでこのままでも良いのですが、パソコンの搭載メモリが2GBだと非力極まりないので、アップデートの前にメモリの増設。

eMachines 裏側

Windows 10 へアップデートするパソコンは2ヶ所のネジさえ外せば大丈夫。

eMachines 裏面 開カバー

ネジを外してもツメでがっちり嵌込まれた裏蓋は取り外しにくいですが、何とか力業で取り外しました(ツメが2~3本破損)。

メモリ取り付けヶ所

上下2段のメモリスロットには2GBのDDR3タイプのメモリが1枚刺さっています。

CFD販売 ノートPC用 メモリ PC3-12800(DDR3-1600) 8GB×1枚 1.35V対応 SO-DIMM (無期限保証)(Panram) D3N1600PS-L8G

ここに新たに8GBのメモリを装着! 簡単、簡単!

メモリ増設

これで2GB+8GB=10GB パソコン操作が快適になるはず!

ところがどっこい。

Windows エラー

メモリの選択を誤ったのか?

メモリをスロットの上下で入れ替えたり、新しいメモリ1枚だけにしてもダメ。

日を改めて再挑戦するも新しいメモリは認識されない。

ショック!

メモリの増設に失敗です。

このPCを今すぐアップデートする

結局、メモリの増設は諦めてWindows 10 にアップデートをすることに。

Windows 10 のダウンロード

パソコンにある既存のデータやアプリケーションはそのままに Windows 7 のOSだけを Windows 10 にアップデートする方法で試してみましたが、失敗に次ぐ失敗。

何度この画面を見た事か。

Windows 10 をインストールできませんでした

Windows 10 のダウンロードやインストールはおこなわれるものの、最終段階になってインストールは不調に終わり、再び Windows 7 に逆戻り。

原因を探るためネット上に解決策はないかと徘徊してみるも、素人にはさっぱり分かりません。

“REPLICATE_OC 操作中”やら”SAFE_OS フェーズ”と表示されてもなんのこっちゃです。

今回アップグレードしようとしているパソコンは現在ほとんどで使用しておらず、Windows 7のままでも構わないのですが、無償でアップデート出来るものが出来ないとなると、何故か貧乏性の私には損をした気になるというものです。

USBを介してのクリーンインストール

過去に故障して大枚を叩いて修理したこともあるこのパソコンは、性能をはるかに超えた大金が注ぎ込まれた経歴もあり、何としてでも Windows 10 にアップデートしたいのです。

意地です。

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最終的にUSBを「インストール メディア」として作成し、 クリーンインストールでWindows 10 にアップデートには成功しました。

とは言え、ここでも何度か失敗はありました。

パソコン任せでインストールするとこのPCを今すぐアップデートするの時と同じような現象が起こるのでした。OSの上書きアップデートの時は Windows 7 に自動で戻してくれて良かったのですが、クリーンインストールだと Windows 7 は失われ、失敗するともう戻る OS は存在しません。再起不能です。

再起不能ではありますが、クリーンインストールの操作は何度でも出来ます。失敗はあったものの、何度か再チャレンジする中でなんとかアップデートに成功しました。

きちんと筋立てて、成功までの道のりを紹介したいのですが、思い付きの操作ばかりで、今思い返しても何をどうしたか定かではありません。

素人の荒療治で途中で電源を強制的に切って再起動をを阻止したり、半ばお釈迦も覚悟の操作も多々ありました。

とりあえず結果オーライのアップデートでした。

めでたしめでたし。

なぜメモリは認識されなかったのか?

Windows 10 のインストールは成功しましたが、残念なことにメモリの増設は失敗でした。

Windows 10 にアップデートした後にもひょっとしたらとかすかな期待と共にメモリを装着しましたがやはりダメでした。

メモリの購入の際、それなりに調べて間違いなく購入したつもりでしたが、メモリの規格に関して勉強不足だったかもしれません。

メモリにはDDR3とDDR4と言う規格があり、CPU-Zで調べると自分のパソコンはDDR3であることは確認しました。

DDR3であればどのメモリでも大丈夫だと思い、「容量が大きくて安い」と言う条件でメモリを購入したのが間違っていたのかも?

後になって色々調べてみるとネット上に自分のパソコンのスペック・仕様の一覧を見つけました。

メモリ規格に「DDR3 PC3-8500」とあります。

「PC3-8500」が何を表しているのか分かりませんが、DDR3だけでなく「PC3-8500」も含めて商品を絞り込むべきだったのではないかと思います。どうなんでしょうかね?

メモリ不足での Windows 10 の高速化

メモリが2GBだとパソコンが全く動かないわけではないのですが、応答速度が致命的です。Google Chrome でのタブの切り替えもままならない程で、クリックしても、じ~~~~~~っと待っていないと反応がない、切り替わらない。

あれやこれやとネット上に散見する Windows 10 の高速化についての設定や裏技も試しましたが、2GBのメモリでは焼け石に水ですね。何の役にも立ちませんでした。

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メモリ解放してメモリ使用量を稼ぐ方法も、一時的にメモリ使用量が減少するのはタスクマネージャーを見て確認は出来ますが、しばらくすると元に戻ります。(一応数字上の効果は確認できますが、2GBのメモリではその効果を体感できませんでした。)

タスクマネージャーで見ると起動直後のメモリ使用率は既に60%。Google ChromeでYahoo!のトップページを開くと90%になる。

もう、いっぱいいっぱい。パソコン自体でメモリを工面して何とかこちらの要求に応えようとしても応えきれないのであろう。

そもそも2GBのメモリで何とかしようというのが虫のいい話なのです。

餅は餅屋 メモリはパソコン屋

Windows 10 のインストールしたパソコンではなく、普段使っているパソコンのメモリを増設しました。

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素人には裏蓋の開け方が分からず、購入先のお店で工賃を払ってやってもらいました。

iiyama 裏面

数か所あるネジどめ部分は、ネジは外せるけれど蓋は外れる気配はありません。

お店で作業をする店員さんを間近で見ていましたが、ネジは見えるところだけにあるのではなく、素人には存在すら知らないであろう表面のキーボードを取り外したところに隠しネジがあったりで、すごい作りになっていました。

10~15分程度で世間話をしていたらあっという間にメモリは増設されました。

「餅は餅屋」「メモリはパソコン屋」です。

昭和の時代、初めて買ったパソコンはPC-98でメモリは640KBでした。

私自身、メモリと言うものが何なのかもさっぱりわかっていませんでした。

その当時、情報の容量の単位にギガやテラがあるなんて知りませんでした。

ハードディスクの存在も知る由もなく、記録媒体と言えば1.44MBのフロッピーディスクでした。

パソコンも冷蔵庫や洗濯機のように壊れなければ一生ずっと大事に使い続けるものだと信じていました。

令和の時代、メモリが32TB、64TBの時代が来るのでしょうか? 

来るんでしょうね。多分。

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