最近、プラモデルやミニカーを飾る時にちょっとした背景となるような、お手軽簡単な物をあれこれネットで物色しています。
あまりお金をかけずにやろうとすると無料でダウンロードできるペーパークラフトあたりに行き着く事となります。
ペーパークラフトも壁、床、天井、屋根とあれこれ作り込む物は面倒なので今回はパス。
背景画と地面(床面)の二枚位の写真やイラスト等で完結するようなものが、手っ取り早くて横着者の自分にとってはベストです。
探せばあるものです。100も200も300も、それ以上も。ザクザク出てきました。
でも全部有料なものばかり。残念でした。
しかし、ちょっと手間暇はかかりますが大丈夫です。無料でなんとかなります!
ただし、フォトショップは必ずいります。フォトショップでなくてもフリーソフトのGIMPでもできるかもしれませんが、その辺りは詳しくないので分かりません。
フォトショップを持っていない方は、まず本家Photoshopを手に入れましょう!
「知っている人は既に知っている。知らない人は知るまで知らない。」
持っていらしゃらない方に、買えとまでは申しません。私も買ってはおりませんし。
無料でAdobe Photoshopを入手する方法があります。もちろん合法的にです。
後で伝授致します。
既に上記のPhotoshopはもう入手できない模様です。GIMPの使用をお勧めします。
それでは順を追って種明かしをしましょう。
ebayは「ジオラマの宝の山」だった!
いきなりですが、ebayをご存知でしょうか?
ebayは世界最大のネットオークションのサービスです。
私はこの記事を書くまで全く知りませんでした。何となく聞いたことはあるような気もしますが、オークションと言えば、ヤフオクしか知りませんでした。
まあここではebayについての知識は必要ないので、とりあえず下記のリンクからebayで扱われているジオラマ関連商品をみてみましょう。
これはフランスのebayサイトです。
精巧なジオラマパーツから今回作ろうとしているお気軽ペーパー・ジオラマまで多種多様な商品が並んでいます。
検索窓にDiorama présentoir 1/43と入力すると1/43スケールのペーパー・ジオラマが出るは出るは!(この記事を書いている時点で200を超えています。時期により増減はあると思われます。)
有名どころの自動車メーカーやガソリン会社のロゴをあしらったものや、駐車場にガレージ、街の建築物や風景など、一つ一つ確認していたら時間があっという間に過ぎてしまいます。
縮尺部分の1/43を1/18や1/24、1/64にすれば似たようなものがまだまだ出てきます。
個別の商品ページを見てみる
実際の商品ページ内の左にある写真をクリックすると写真が大きく拡大されます。この拡大写真が無料でジオラマを作る大事な元ネタとなります。
ちなみにこの商品、画像キャプチャー時の価格が8.4ユーロです。
8.4ユーロって日本円でいくらなんでしょうか?
この商品に対して、8.4ユーロの価格にあなたは納得ですか?
高いですか?安いですか?それとも妥当な価格だと思われますか?
これよりも高価な物も安価な物も色々とありますが、この手の商品が全部無料で手に入ります。と言いますか、全部独力で作れます!
(ちょっと面倒臭い作業は必要ですがね。クオリティーも若干低下はするかもしれませんが。先に予防線だけは張っておきます。)
商品ページ等の文面は別に読めなくてもかまいませんが、どうしても気になる場合、Google Chromeなら右クリックで「日本語に翻訳」をクリック。
解読不明の日本語に遭遇することもありますが、概ねこれで事足ります。
世界各国にあるebay
たまたま最初にたどり着いたのがフランスのebayだったのですが、世界各国にebayはあるみたいで、本国アメリカのebayにも違いは多少ありますが同じような商品を見ることが出来ます。
検索窓にフランスのebayサイトと同様にDiorama présentoir 1/43と打ち込むと同じ様な商品が多数出てきます。中にはフランスでは見かけなかったものもあるみたいで、まだまだ色々と開拓の余地はありそうです。
そろそろ本題に行く前にフォトショップの下準備
少し前にイラストレーターで作られたデータを閲覧したくて、編集機能などないイラストレーターのビューアを探していました。
その時に検索していて見つけたのがこのサイトです。
古くにリリースされたバージョンではありますが、閲覧だけでなく編集まで出来ます。
願ったり叶ったりで、すぐにダウンロードしました。
その時は必要としていたイラストレーターだけのダウンロードでしたが、それ以外のアドビ製品も古いバージョンですが同じ様にダウンロード出来ることは確認していました。
数日後、古くてもどうせ無料で使えるのならと貧乏人根性丸出しでフォトショップもダウンロードしました。
上記のサイトで解説してあるIllustrator CS2をPhotoshop CS2に置き換えれば同じようにダウンロードできます。
要はダウンロードしたソフトのセットアップ作業にシリアル番号の入力が必要となるので、アドビのダウンロードページに記載されているソフトごとの固有のシリアル番号をそのまま入力しなさいというだけの事です。
ダウンロードもセットアップも特に難しいことはありませんし、違法なことでもありません。
有難く使わせて頂きましょう。
既に上記のPhotoshop、Illustratorはもう入手できない模様です。
GIMPの使用をお勧めします。
結局、何と何をどうすればいいのか?
材料の入手先、元ネタは何か、素材を加工するソフトの入手法までは分りましたよね。
じゃあそれをどのように加工していくのか?
今回の肝はズバリこれです。
仕事や趣味を通してフォトショップに精通している方なら何てないことなんでしょうが、私には衝撃でした。
まさかこんなことが出来るなんて!
フォトショップで作るペーパー・ジオラマ海賊版の全てがこの画像です。
ebayの商品説明に使用されている画像の背面と地面(床面)の画像をフォトショップの遠近法で切り抜き、二つの画像を辻褄を合わせて合体させ、スケールに応じてプリントサイズを調整して印刷するというのが作業の流れです。
文字にしてしまえば、たったこれだけですが、面倒と言えば面倒です。
これだけのことをするために私はフォトショップでの画像の選択の仕方から、「これをここに持って行くにはどうするの?」と言った単純なことまでネットで一つずつ検索で勉強しました。
まわりにフォトショップを使っている人がいないもんですから苦労しました。
もっと具体的に懇切丁寧な実演を交えた解説をしよう思ったけど需要はありますかね?
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