先月ついにガラケーからスマホに買い換えました。
3Gのサービスが終了する24年1月まではガラケーを貫くつもりでしたが、ここにきてバッテリーの不具合なのか何なのか、時々電源が入らなくなる症状が出始め、完全に壊れて電話番号のデータがぶっ飛ぶ前の買い換えとなりました。
スマホに変えたからと言ってこれまで通り音声通話でしか使っておらず、スマホならではの多様な用途での使用には至っておりませんが、まずは車でスマホの音をカーステレオで聴けるようにとトランスミッターを買ってみました。
トランスミッター設定手順
こういうものの価格差は多少のデザインと液晶画面の賑やかさくらいで、基本的な性能の違いなどほとんどないと思っているので、楽天で最安値クラスで660円(送料無料)のものを購入しました。
エンジンを掛けるなりして本体をシガーソケットに突き刺すと、スマホとトランスミッター(BT-Car)はすぐにペアリングは完了しました。
この時、87.5と表示されます。これはカーラジオのFMに飛ばす送信周波数。
カーラジオのFMの周波数を87.5MHzに合わせます。
87.5MHz周辺に既存の放送局がなければこれでスマホの音声は雑音も混信もなくカーラジオに飛ばすことが出来ます。
もし、FMのカーラジオの音量がいつもより小さいようなら、右のボタンを押すと音量が上がります。音量レベルは0~16までありました。とりあえず最大にしておきました。音がひずんだり割れるようなら左のボタンでレベルを下げます。
普段、自分が運転する範囲内ならば87.5MHzの送信周波数で不都合はなさそうなのですが、もし周波数を変更する場合はどうするのか?
本体には電話のマークが描かれた丸いボタンとそのボタンの脇に左右ひとつずつのボタンしかありません。多分このボタンの組み合わせで周波数は変更できると思うのですが思うようになりません。
10分程度悩みました。
試行錯誤の結果、出来ました。
1. 電話マークのボタンを押す。「ブルートゥースモード」のアナウンス
2. 一瞬間を置いて、続けて電話マークのボタンを今度は長押し。87.5の表示が点滅
3. 左右のボタンで0.1MHz刻みに調整
2の長押しがミソでした。
87.5~108MHzで周波数は変更可能。
ワイドFMに対応してない昔ながらのFMチューナーでは高い方で90MHz位が目一杯ですが。
性能・音に関して
期待通りスマホの音声はFMの電波によってカーステレオでクリアに聴くことが出来ました。
他に比較対象になるものがないので、はっきりしたことは分かりませんが高価な商品と比べても音質に関しては大差はないのでは?
音はトランスミッターではなくカーステレオの性能の良し悪しで決まると思われます。
USBメモリーやマイクロSDも使えるみたいですが、それらは使用予定はないので未検証です。
スマホでYouTubeを再生してみたところ、トランスミッター本体のボタン操作で上下の動画の切り替えが出来ました。ちょっと驚き!
取説が中国語や英語だから分からないは通用しない
トランスミッターの取説です。中国語と英語の二種類ありました。
今回の一番の収穫はスマホひとつあれば、中国語であれ英語であれ瞬時に日本語に翻訳できてしまう方法をマスターしたことでした。
よく商品レビューで日本語の取説がないのは不親切だと言われる方がおられますが、もうそれは難癖レベルかもしれませんね。
カーBluetooth FMトランスミッター取扱説明書
この製品は、高性能のプロ仕様の Bluetooth モジュールと MP3 デコード チップを使用した、自動車用の Bluetooth 車載 MP3 プレーヤーです。 TFカードの音楽ファイルを再生し、FMワイヤレスでカーステレオに送信できます。
Bluetooth接続により、携帯電話の音楽をカーステレオにワイヤレスで転送することもできます。
このデバイスは、電話のハンズフリー システムとしても使用できます。運転しながら自由にコミュニケーション。
このデバイスは、ワイヤレス伝送を介してカーステレオに送信され、
車を改造する必要はありません。運転中に音楽を楽しんだり、ハンズフリーの携帯電話を使用したり、エンターテイメントと安全を確保できます。
(本製品をよりよくご使用いただくために、この取扱説明書をよくお読みになり、大切に保管してください)
しかしながらこの取説はよく似た別の製品のものらしく、周波数の変更に関しては自力で解き明かさねばなりませんでした。
まだまだ中華製の詰めの甘さというか大雑把な感は否めませんね。
同梱されていた取説は多分この製品ものと思われます。
コメント