“My sound graffiti” フレディ・ハバードからクインシー・ジョーンズへ

Freddie Hubbard、CASIOPEA、TAKANAKA、CHAR

何の関連性もないように見えるレコードとCDですが、これらにはある共通点があります。

30数年の間、ずっともやもやしながら気になっていた、 「FM STATION マイサウンドグラフィティ」のテーマ曲がなんであるのかが分かった! この度、my sound graffiti オープニングテー...

1980年代、エフエム東京で放送されていた「FM STATION マイサウンドグラフィティ」のテーマ曲はフレディ・ハバードのブリング・イット・バック・ホームであることが判明したわけですが、この曲が収録されていたMISTRALというアルバムの参加メンバーである、ギターのRoland Bautistaと、パーカッションのPaulinho Da Costaについて調べてみると意外なところにたどり着くこととなりました。

MISTRAL ライナーノーツより

ローランド・バウティスタ(ギター)

https://en.wikipedia.org/wiki/Roland_Bautista

Wikipediaより日本語に翻訳

MISTRALにギターで参加しているローランド・バウティスタですが、今回調べてみてはじめて彼が初期のアース・ウィンド・アンド・ファイアーのメンバーであったことを知りました。

『地球最期の日(LAST DAYS AND TIME)』を今聞くと、後にリリースされるアース・ウィンド・アンド・ファイアーのアルバムとはちょっと雰囲気が違いますね。

Earth Wind and Fire – Last Days and Time (Full Album)

これまで何となくずっと、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのギターといえばアル・マッケイの印象が強かったためか、他のギターリストについてはあまり関心がありませんでした。

一度バンドから離れ、アル・マッケイの脱退後の『天空の女神(RAISE!)』と『創世記(POWERLIGHT)』、『ELECTRIC UNIVERSE』の頃に再びメンバーとなっています。

Raise 1981 – Earth Wind & Fire

『天空の女神(RAISE!)』での”Let’s Groove”(レッツ・グルーヴ)はローランド・バウティスタがギターを弾いていたんですね。恥ずかしながら、ずっとアル・マッケイだと信じ込んでいました。完全なにわかファンです。

それにしても『地球最期の日(LAST DAYS AND TIME』に比べこうも違うものかと感じるサウンドです。

パウリーニョ・ダ・コスタ(パーカッション)

パーカッションのパウリーニョ・ダ・コスタという人がちょっと凄すぎまして。

ウイキペディアでは申し訳程度に2~3行ほどちょろちょろと記されているだけなのですが、オフィシャルサイトを見てみると、これまでに関わったミュージシャンやグループの名前が出てくる出てくる。

誰でも知っている「超」が付くほどの大物、スーパースターが目白押し。

http://www.paulinho.com/artists2.php 右クリック一発 日本語に翻訳!

途中、日本人アーチストの名前もちらほら出てくるので、試しにGoogle Chromeのブラウザ上で日本語に翻訳してみました。

すると、、、以下の通り出てきました。

杏里、カルロス・トシキ&オメガトライブ、カルメンマキ、カシオペア、Char 、渡辺貞夫、笠井紀美子、高中正義、吉田美和、中島みゆき、松岡直也、T Square & Friends、角松敏生、南佳孝。

これ以外にも、へんてこな翻訳を独自に解釈してみると、

井上鑑(井上晶)、佐藤 博(佐藤宏)、当山ひとみ(仁美遠山)、村田和人(和仁村田)、土岐英史(秀文土岐)、鈴木祥子(祥子、鈴木)、山本達彦(達彦山本)、安部恭弘(阿部康弘)。

まだ漏れや抜けがあるかもしれませんがこんなところです。

お宅の古いレコードやCDからもパウリーニョ・ダ・コスタの演奏が見つかるかもしれません。

杏里や中島みゆき、角松敏生とかのレコードはありませんか?

そんな中、面白かったのが英語表記のグループ名を直訳したもの。

Free Life(無料人生)、Guitar Fire !(ギター火災!)、Honey Bs(ハニー旅館)、Johnny Guitar Watson(大砂塵ワトソン)、Liquid Heat(液体熱)、Mighty Clouds of Joy(喜びのマイティ雲を)、Mother’s Finest(母の高級)、The Hues Corporation (ザ・色相株式会社)、Think Out Loud(大声考える)、Voyeur(のぞき)、Yes(はい)

まだまだ翻訳機能には改良の余地がありますな。「ザ・色相株式会社」ってなんやねん?

不思議なのは、「Johnny Guitar Watson」が「大砂塵ワトソン」と訳されること。さっぱりわからん。

Yesを「はい」と訳すのはしょうがないとはいえ、何とかならぬものかと考えてしまう。

パウリーニョ・ダ・コスタのソロ名義のリーダーアルバムの冒頭にある「Deja Vu」では、アース・ウインド&ファイアーのフィリップ・ベイリーがリードヴォーカル、ギターではアル・マッケイが参加。

DREAMFLOW」ではラリー・カールトンもギターで参加している。

ヒップホップを経験した時代からみた、永遠に完成しないソウル&ファンクの大辞典を製作中。1960年代から1970年代が中心。スマホ対応なので、自宅やレコード店等、いろんな場所で活用してください。掲載するアーティスト・作品は全てオススメだけ!

同じ時期ではないかもしれませんが、パウリーニョ・ダ・コスタもローランド・バウティスタと同様、マイケル・ジャクソンやアース・ウィンド・アンド・ファイアーにも関わっており偶然か必然かはわかりませんが、興味深い共通点がみられます。

カシオペア

繰り返しになりますが、最初に載せたこの写真は我が家のレコードやCDからパウリーニョ・ダ・コスタに関するもを集めてみたものです。

Freddie Hubbard、CASIOPEA、TAKANAKA、CHAR

以下、簡単ですが紹介致します。

まずはカシオペアの「Eyes Of The Mind」。

Eyes Of The Mind
レコードジャケット裏面にはPaulinho Da Costaとあります。

Lakai / Casiopea

アルバム一曲目のASAYAKEのカウベルもポリーニョの演奏なんでしょう、きっと。ひょとして、ハービー・メイソンの可能性もありますが。

ポリーニョ自身はアルバムタイトルでもある「Eyes Of The Mind」がえらく気に入っていたとかライナーノーツの中で野呂一生氏が語っています。

EYES OF THE MIND

Paulinho Da Costaをカタカナ表記にする時、このカシオペアのアルバムの帯ではポリーニョ・ダ・コスタ。

ライナーノーツではポリニョと表記されています。

高中正義

カシオペアに続いては、高中正義の「An Insatiable High」。

この参加メンバーが豪華でして、その中でパーカッションを担当しているのがポリーノさん。

このアルバムではポリーニョ、ポリニョではなく「ポリーノ」と表記されています。

An Insatiable High

ポリーノさんは、Malibu、An Insatiable High、M 5と、写真には写っていないのですが、Good (Bad?) Old Daysの4曲に参加しています。

Masayoshi Takanaka ‎– An Insatiable High LP 1977

A1 Sexy Dance 0:00
A2 Malibu 5:54
A3 An Insatiable High 12:09
A4 E.S.P. 22:21
B1 M 5 26:32
B2 Sundrops 30:53
B3 Good (Bad?) Old Days 36:03

本題とは関係ないのですが、何故かこのレコードを聴くと「ひとり脳内連想ゲーム」が始まって、加藤タキ→赤いカードの丸井→Sexy Danceとつながります。

ナイトナイトジョッキー 1980年2月8日

また、クイズ・タイムショック→トップ賞→Malibuというパターンもあります。

あの頃は皆若かった Q大にまだクイズ研がなかった頃 タイムショック'84 1 13

高中正義ではサードアルバム以外に、もうひとつこんなところでもパウリーニョ・ダ・コスタの名前を見つけることが出来ます。
Fade to Blue
最近、日に日に小さな文字が見えにくくなっています。
肉眼では解読不能に近いのでアップで撮影!
Fade to Blue - 2

リー・リトナー

高中正義のサードアルバム「An Insatiable High」にギターで参加しているリー・リトナーですが、そのリー・リトナーのライブ演奏にパウリーニョさんの姿がたっぷりと確認できます。

Lee Ritenour with Paulinho da Costa Bahia Funk

タイトルに「Lee Ritenour with Paulinho da Costa」とあるので何の疑いもないのですが、音楽的才能に恵まれたサンコンさんにも見えなくもありません。

CHAR

我が家のレコード、CDの最後を飾るのがCharの「U.S.J」。
TOTOのスティーブ・ルカサーがプロデューサーとして、そしてギターリストとして演奏もしています。

CHAR – U・S・J (1981) Full Album

このCDにも「PAULINHO DA COSTA:Percussion」のクレジットが確認できます。

U.S.J

半分こじ付け、相当こじ付けでもあるのですが、このアルバムでキーボードを担当しているのがデイヴィッド・フォスターで、デイヴィッド・フォスターと言えば、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「After the Love Has Gone」。

David Foster & Earth Wind And Fire – After The Love Has Gone

また、アース・ウィンド・アンド・ファイアーと言えば、メンバーとしてギターを弾いていたのがローランド・バウティスタ。

そして、Charの「U.S.J」でギターを弾きプロデュースも担当したスティーブ・ルカサーとパーカッションを担当したパウリーニョ・ダ・コスタは、クインシー・ジョーンズのあのアルバムにも参加していました。

Quincy Jones / THE DUDE

あのアルバムとはこれのことなんですがね。

愛のコリーダ
クインシー・ジョーンズ
Universal Music LLC
8曲目のVELAS(ヴェラス)は「FM STATION マイサウンドグラフィティ」のエンディングテーマに使われていた。
Ai No Corrida – QUINCY JONES '1981

「AI NO CORRIDA」では、Percussion and Mouth Percussion Paulinho Da Costa とあるのですが、「Mouth Percussion」わかります?

「Mouth Percussion」とは日本で言うボイスパーカッションの事のようです。

「AI NO CORRIDA」では曲の半ば、3:05を過ぎたあたりから「Mouth Percussion」がはじまります。

AI NO CORRIDA  musicians

「FM STATION マイサウンドグラフィティ」のオープニングテーマ曲、フレディ・ハバードの「ブリング・イット・バック・ホーム」からたどり着いたのは、エンディングテーマ曲だったクインシー・ジョーンズの「Velas(ヴェラス)」でした。

Quincy Jones – Velas (1981)
長年ずっと曲名が分からなくて、気になっていた曲がある。 80年代、FM東京で放送されていた「FM STATION my sound graffiti」のエンディングテーマ曲。切ないハーモニカの演奏が印象的な曲だ...

VELAS musicians

Freddie Hubbard / MISTRAL で裏技YouTube!

iTunes-MISTRAL

今使っているノートパソコンにはCDドライブが備わっていないので、必要とあらば以前に使っていたパソコンのCDドライブからCDの音源を取り込んで、その音源をUSBメモリ経由でノートパソコンのiTunesに取り込むという面倒なことをやっております。

外付けのCDドライブを買ってもいいのですが、普段それほど使用頻度があるものでもなく、無ければ無くて何とかなるので買わず仕舞いになっています。

良いのか悪いのか、最近はCDを買うことなくお気に入りの音楽を気軽にYouTubeで楽しめますしね。

Sunshine Lady / Mistral / Freddie Hubbard

最後に知っている人は知っている、知らない人にはお役立ちのYouTubeの裏技をご紹介!

YouTubeで同じ動画を繰り返し見たい、聞きたい場合にオートリピート再生する方法があります。

https://www.youtuberepeat.com/watch?v=RT5WMo1dpRs

リピート再生したい動画を開き、アドレスバーのURLの「youtube」と「.com」の間に「repeat」と入力してEnterを押すと「LISTEN ON REPEAT」という外部サイトに移り、YouTubeの動画を読み込みエンドレスでリピート再生してくれる。

listenonrepeat.com

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コメント

  1. 葉っぱ葉っぱ より:

    こんにちは。
    リー・リトナーのCaptain’s Journeyの中に入っているSugarloaf Expressで、
    確かPaulinho Da Costaが珍しくドラムを叩いています。
    他にもちょっとマイナーなところで、SHOGUNのギタリストの芳野藤丸のリーダー2作目のROMANTIC GUYSもパーカッションがPaulinho Da Costaです。
    何で読んだか記憶が定かではないのですが 、当時日本で録音するよりアメリカ西海岸で録音した方がスタジオミュージシャンのギャラや諸経費が安く、かつ海外録音という箔がついたという話を以前に目にしました。

  2. 葉っぱ葉っぱ より:

    大変失礼しました。
    リー・リトナーの方は、アレックス・アクーニャでした。申し訳ありませんm(__)m。