精巧に作りこまれたジオラマの中にミニカーを置いてそれらしく見せるやり方はとても憧れるのですが、到底そのようなことは知識も技術もないので出来そうにありません。
それに代わる何か良い方法はないものかと思い試してみたのが、写真をバックにミニカーを置くやり方でした。
具体的にいうと、ebayで扱われるジオラマ商品の写真を加工して自家製海賊版のジオラマを用いるやり方です。
これはこれで良いのですが、これとはちょっと違う方法で試してみました。
画像加工でジオラマ作り
写真のテクニックは抜きにして見てもらいたいのですが、玩具臭はあるものの、なんとなくそれなりの雰囲気です。
クルマを代えてもう一枚。
A4用紙一枚の何とも貧弱なペラペラジオラマですが、地盤面ギリギリの低い視点から眺めてみるとそれ風に見えてきます。
加工と言えるほどの加工はしておりませんが、元は一枚の画像です。
画像加工 実践編(ビフォーアフター)
無料フォトショップ(Photoshop CS2)での作業画面。
左が元画像。この画像の床の部分をずりずりと下に引き伸ばして出来たのが右の画像。
正味の作業時間は一分程度。あっという間に画像加工は終了!
この画像を印刷して、適当に床面との境と思われる部分を直角に折り曲げると完成!
古びた倉庫内にピンボケポルシェ。
一番上の画像のランクルもこれを背景に撮影したもの。
舞台裏と言うか、撮影現場の全貌を俯瞰で見ると何ともいい加減。
背景の支えとなるアマゾンのダンボール箱。
これに印刷されたA4用紙を磁石で挟み付けて固定。
ライティングは天井からの室内蛍光灯一発。
4~5年前に買った一万円にも満たないコンデジで撮影。
画像選び、画像とミニカーのスケール感を合わす事が大事
実験的に3パターンほど試してみたのですが、画像とミニカーのスケール感を合わす事が重要であることを痛感しました。
一台数百円のトミカやホットウィールが主役だけに背景とのバランスが崩れると嘘くささ満載となります。
この写真は車に対して背景画大きすぎた失敗例です。この辺り改良の余地ありです。
それと、元となる画像探しが簡単なようで簡単でない。ある程度的を絞って画像は探さないと適当に探しても良いものはなかなか見つけられない。
今回自分は広い空間が感じられるような倉庫の画像を用いました。(正直に言えば他人のパクリなんですけどね。)
始めてやった割にはそこそこ面白いものが出来ました。
日を改めてまた何か新しいシチュエーションでの作品が出来ればと考えております。
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