注文していたプリンタ「キャノン PIXUS MG3530」が届いた。
早速、梱包を解いてセッティング。ドライバ等をインストールして印刷具合を確認しました。
初期不良とかの問題もなく期待通りの品質でした。
あえて難を言えば、注文から届くまでの間に¥45の値下がりがあったこと。まぁ、そんなことは些細な事で気にするほどのことではないのですが。
付属の「かんたんスタートガイド」を見ながら順を追ってひとつひとつセッティングし「テストプリント」までしてみましたが、これまで使っていた「MP610」と比べても何の遜色もなく、安い良い買い物が出来たと思います。
「MP610」と「MG3530」の性能をカタログにある数字で比較するとはるかにMG3530は劣るのですが、最終的に印刷したものを肉眼で見比べるとそれほど差はない。
まだ写真プリントはしていないので断定は出来ませんが、顕微鏡レベルでなく肉眼で眺める分にはさほどの違いはないものではないかと。
スキャン性能も2400dpiから1200dpiへ数字で見れば大きなスペックダウンですが、文書のスキャニングであれば300dpiもあれば大丈夫だし、写真でも300~600dpiあれば十分なので、そもそもがオーバースペック。
我が家はまだUSBケーブル接続ですが、Wi-Fi対応でケーブルの取り回しが無く使えることはプリンタの設置場所の自由度が高まり快適になる思う。
現行機種の他の機種にあってこの機種にないものに液晶パネルがある。
あればあったで便利なのかもしれないが、この程度のプリンタには無くても不便はない。
ただ、トラブルが発生するとエラーランプが点滅するらしいのですが、2~3回の点滅ならともかく15回も16回も点滅することもあるみたいなのでこればかりは、、、。
(エラーラーンプの点滅回数でエラーの原因がわかるらしい。)
これには流石に「液晶パネル」があってエラー内容が文字やイラストで表示されると良いなと思う。
アマゾンのレビューには動作音がうるさいというのもあった。でもプリンタが作動しいる横で会話をしても何の妨げになることもない。(就寝時に枕元で「ガッチャン、ガッチャン」やれば勘弁してくれと言いたいほどの機械音はするが。)「やかましい」と感じるレベルは人それぞれで一概にどうこうは言えないけど、ホームユースのプリンタであれば音の問題はどれも大きな差はないと思う。
給紙がその都度セットしなければならないので多少面倒になったが、これは購入前から分かっていたことだし、覚悟もしていた。プリンタの使用頻度から考えればこれはこれで構わない。
しかし、以前からキャノンユーザーの多くが背面からの給紙がないことに不満を持っているのは事実で、メーカーも背面給紙のモデルを復活させればいいのにと思う。
ちょっとわかりにくい写真ですが、「MP610」の上に「MG3530」を前面を揃えて重ねたものです。
横幅×奥行き×高さ
MP610 :450×389×188
MG3530:449×304×152
カタログデータですが、横幅はほぼ同じ、奥行きは「背面給紙部分」だけ85ミリ「MP610」が大きい事がわかる。
背面給紙を省くことでコストが削減され、本体価格が下がり、本体そのものもコンパクトにまとめることが出来たのだろう。しかしそれよりも使い勝手を優先したいユーザーもたくさんいるわけで、多少の価格アップがあったとしてもデザインにそれほどこだわらない質実剛健な背面給紙モデルがあれば売れそうな気がする。
メーカーが最大公約数的なユーザーニーズに沿って開発したモデルでは結局中途半端な感じもするけど、多くのユーザーに納得されるには大変だろう。
しかしながら、今回買った「PIXUS MG3530」は自分にとっては機能も価格も納得の一台でした。
それほどこだわりはなく、使用頻度の少ない私のようなタイプにはオススメです。
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